司設計工房では、一棟ごとに「断熱性能」と「コスト」の
バランスを考え住宅を設計しています。





決して少なくないコストをかけて太陽光発電設備を設置して、売電による電気料金削減を計ったり、断熱性能不足を補うために床暖房を導入し、室内の上下温度差を少なくするよりも、まず住宅本来の性能に初期費用をかけることが重要なのではないでしょうか。


このQPEXというソフトでは、住宅の断熱性能(外皮平均熱貫流率、熱損失係数など)と省エネ性能(暖房エネルギー消費量、冷房エネルギー消費量など)が計算できます。


例えば、「断熱材の厚みや種類を変えたら」「窓ガラスを変更したら」「内窓をつけたら」といった諸条件の変更に対して、その結果エネルギー消費量がどれだけ違ってくるのか、といったことが設計の段階でシミュレーションできます。
断熱材をむやみに厚くするよりも、むしろサッシのグレードをより断熱性能の高いものに変更する方が、トータルのエネルギー消費量が減ることもあります。


ただ、「気流止め」のない住宅では、どれだけ壁の中に断熱材を詰め込んでも、本来の性能は発揮できませんので、設計段階において気流止めの方法を図面にしっかりと明記し、かつ現場でのチェックを怠らないことが大切です。


以下は、QPEXでの検討結果を計算書として出力したものです。